前々から予約してたのに発売から5日経ってようやく発送するのはやめろ
俺より
特典で選んだけどマジで二度とメロブ使いたくないな・・・特典のクリアファイルもウーンという感じだったし(素材が)
旧都なぎ氏｢やがて霧色は曇りなく(1)(2)｣の感想です 自分の考えをまとめる用
同人誌版のほうが魅力的だと感じた
同人誌版(ALGL)の本編は1-9章までの9冊あるんだけど、それぞれがかなり異なる世界観で描かれていてどれか1冊だけ読んでも内容が全くわからない感じだった でも読み続けていくと7-8章あたりから｢あれ、前の章のこれってもしかしてこういうことだった？｣とピンとくるものがあって、9章でやっと全ての章のつながりが見えてくる仕組みだった。読み進める度に次々とパズルのピースがはまっていく感じがとても面白かった。
同人誌版は物語の本質をみせる言葉や描写が少なくて、でも少ないからこそ心にグサグサ刺さってくるものがあった
特に9章・・・いままで｢？｣と思いながら読んできたものの事実が次々とあらわになってきて、シネマ前での｢私が間違っているのか？｣やミレーラの死、ミレーラの死に対するローランドの感情の描写は泣きながら読んだ 私は9章が好きだ・・・
そういったメリハリが商業版ではあまり感じられなくて残念だった 2巻だからしょうがないと思うけど、話が難解なので商業版は頭が追いつけなかった 少しずつ理解していくのに向いている物語だと思うから、みんな同人誌版を読んで欲しかったな・・・
あとはやっぱり同人誌版と設定が少し違うので、もし最終章を同人誌として発行していたらどんな内容だったのかな～・・・と気になっている
でも商業版、装丁めちゃくちゃ綺麗だったな！、！届いてからずっと表紙を眺めていた 中の絵ももちろん素敵だし、これから何度も読み返すようになると思う
他の会社の依頼で描いてたっぽい絵も多々混じってて、良いんですか？！(喜)となった
この作者の同人誌で持ってないのHOTEL ASTROLOGY だけだと思うんだけど、HOTEL ASTROLOGY の絵殆ど全部載ってなかった？！？！ラッキー(？)
とにかく美麗な絵が詰めこまれててお得な気分になったな
まだ飲み込めない部分があるから、作者のほうから少し解説が欲しいな・・・ないだろうな・・・語らない美学を遵守しそう ウン！オモロかった！(終)
追記、崇高さを重視しすぎて失敗してる感はどうしても否めない 何度も読んだけど漫画として評価はできない 画集として楽しめるって声が多いけどなら画集出せばよかったじゃん ファンだけど盲目的じゃないからやっぱり残念だったなと感じる(2021年1月の感想)
